心と思考 〜 四十にして惑わず 喜びをもって生きる 〜

中年サラリーマン技術者の心の学びの記録

【Vol.3】自分を生きる

 

心の学びのセミナー受講を決めた当初は、とにかく精神的な負のスパイラル状態をなんとかしなければという思いを抱いていましたが、なぜそのような状態に陥ってしまっていたのかあまりよく分かっていませんでした。

 

セミナーの第1回目で、負のスパイラル状態に陥っているのは『自分を生きていない』ことが原因だということを指摘されました。

 

うーむ

 

自分を生きていない?

 

どゆこと?

 

 

どうやら自分で自分の心の声が聴けない、自分の心と繋がることができていない状態。

 

自分を生きるためには、まず自分が何者かを知る必要があるようです。

 

ここで、3つのテストを行いました。

 

① 自己受容度チェック

『いつも自分のせいだと思ってしまう』『つい自分にダメ出ししてしまう』などの10の質問に答えていきます。

私は全てYES(自己否定)の結果。

もともと自己肯定感は低いとの認識はありましたが、他の受講者と比較しても圧倒的に多く、いかに自己受容できていないかを認識しました。

 

3分間で自分の好きなところ挙げる(目標20個以上)

これは7個しか挙げられませんでした。

真面目、責任感がある、仕事での信頼が厚い等、全て他人のニーズ目線であり、意識の方向が自分の好きなところに向いていないと指摘されてしまいました。

まさにその通りと痛感。他人と比較すること、他者からの評価を重視する思考の癖がこべり付いているのを思い知ってショックでした。まさに自分を生きていない証拠ですね。

 

3分間で自分を一瞬で幸せにするものを挙げる(目標10個以上)

→12個挙げられました。

他人との相対比較を考える必要がなく、純粋に好きなものを挙げれば良いという点で②よりも挙げやすかったのですが、書き出した内容が、『釣りをする』とか『キャンプに行く』などで、具体性に欠けていて全然情景が浮かんでこないとの指摘。

確かに、小学生でももっとまともな表現ができますな。

要は、自分の好きなものがちゃんと言語化できていないということです。

言語化できてないということは、深く理解できていないということですね。

 

 

このテストをやってみて、私の場合は、ありのままの自分を受容できておらず、『やらなくては』『こうであらねば』という思考癖により、『やりたい』『こうありたい』という気持ちに蓋をしてしまって、本当の自分が分からなくなっている状態だということに気づきました。

喜びや楽しみといったプラスの感情もそうですが、怒りや悲しみといったマイナスの感情についても必要以上に抑制してしまい、自己表現ができないんですね。

 

 

まずは『自分を生きていない』ことへの気づきを得ました。

自分を生きるためには、自分自身を知り、意識の持ち方、意識の方向性を変えていくことが重要になってきます。

 

次はそのあたりをまとめていきたいと思います。